オヤジ、スリを捕まえるの巻き9


そろそろ終わりが近づいてきました。
実際に文字に起こすとこんなに長々となるなんて正直驚きです。

元々文才など無い人間には辛い作業でした。
その分文章に出来ていれば苦労も報われるのでしょうが・・・やっぱり難しいですね。

パトカーかよ??

やった、良かった。送ってもらって当然だよな。うん。うん。
数年前の事情聴取は行きも帰りも全て自腹だったけど、今回はスリを捕まえた正義の味方だしな。(-。-)y-゜゜゜

約3時間半という長丁場だったので、ホント疲れた。早く帰ってシャワーを浴びてビール飲んで寝たい。そう思いながら1Fへ降りた。そして待った。・・・なかなか来ない。結局ここでも15程待たされた。

来た来たやっと来た。え~~~???まさかの本物のパトカーだ。
送って貰えるのはありがたいが、それだけはやめて欲しかった。
こんな深夜に、取調室からパトカーとは心が折れる。(-_-;)

凡そ20分弱で自宅近くに着いた。ビールとつまみを購入するため、そして近所の人に、こんな深夜にパトカーから降りるところを見られたくないために、自宅から少し離れたところにあるコンビニ前で降ろしてもらった。

ようやく帰宅 (-。-)y-゜゜゜

買い物も終わり、自宅に着いたのが2時少し前。勿論家族はみんな寝てる。
シャワーを浴び、ようやくハッピー泡~~~だ。
ビール片手に今日の出来事を振り返ってみる。

警察署を出る間際に刑事さんにあのスリの事を聞いてみた。
あのスリは初犯ですか?
「いや、前にも捕まってますね」と刑事さん。

それ以上は聞かなかったが、何故彼はスリなどしたのか気になるところだ。ましてやスマホ1台、物の価値云々ではないが、何故なんだろう?悪い事だとは理解していたし、捕まる事を考えなかったのか?まさか俺みたいなオッサンに取り押さえられるとは夢にも思わなかったのか?仮に捕まらなかったら、また犯罪を繰り返すのか?人間の悲しい性なんだろうか、小生には理解できなかった。

理解できないと言えば、思い出すと腹立つ、あのバカ女め。
とうとう、最後までお礼の一言もなかった。刑事さんからは28歳だと年齢を教えてもらった。20代後半であれかよ??

すられた被害者かも知れないが、その年齢でこの常識の無さでは、これはこれである意味悲し事だ。今時小学生の方がまだしっかりしてるわ。

などと独りごちている。

以上で「オヤジ、スリを捕まえる」を終了します。
つまらない話に長々と付き合って頂いてありがとうございます。

そうそう、言い忘れてた事がありました。
これをお読みの方で万が一私と同じように何かの犯罪を目撃し、犯人を取り押さえようとされることがあったら以下の事には十分注意して下さい。

犯人を捕まえようとする時はご注意を!!

  • 逃げる犯人を追いかける時は、後ろから捕まえ引き寄せないこと。
    ひょっとしたら、凶器を持っている可能性があります。相手は犯罪を犯したばかりです、凶器を隠し持っていても不思議はありません。小生みたいに襟首捕まえて逃がすまいとするのは余りにも無謀でした。逃げる犯人は、そのまま前に突き倒すのが正解だそうです。今回は幸いにも凶器を持っていなかったから、こうしてブログを書いていますが・・・(*_*;
  • 犯人は決して一人だとは限らない。
    手分けして何人かのグループでの犯行も有り得るとの事です。
    事情聴取の時、刑事さんに周りに誰か仲間らしき人物は居なかった聞かれた時は、流石にゾッとしました。もし仲間が居たら・・・(/ω\)
  • 周りの人は殆どが見て見ぬふりし、我関せずで関りを嫌がる。
    しょうがない事でしょうが、世知辛い世の中です。いくら正しい事をしても見方は少ないのが現実です。以上の様な事は十分お気を付け下さい。ただいざとなったらそんな事考えず行動してしまうのが人間なんですね。

追伸
1週間後に霞が関の検察庁の、この事件を担当するという検事さんに、この件で話をお聞きしたいと呼ばれました。
また同じ話を・・・(-。-)y-゜゜゜
それに、電車賃は自腹でした。(*_*;
いい事すると大変ですね。
でも又、こんな場面に遭遇したら・・・これに懲りず、いい事しよう。(^^)/

それでは、また・・・・

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